2010年9月現在
概要
- 移動区間: エジプト・ヌウェイバ(Nuweiba, Egypt) ~ ヨルダン・アカバ(Aqaba, Jordan) 船(フェリー)で国境越え
- 交通手段: フェリー
- ポイント: エジプトのシナイ半島~ヨルダン間の国境をイスラエルを通過せずにフェリーを使って越える
エジプトのシナイ半島からヨルダンに移動する際、いくつかルートがあります。
1.エジプトのヌウェイバ → ヨルダンのアカバ (フェリー)
2.エジプトのタバ(Taba) → イスラエルのエイラット(Eilat) → ヨルダンのアカバ(バス&タクシー)
など。
①は、高いフェリー代を払い、かなりの待ち時間を経てアカバに到着。しかも、フェリーは遅れることで有名で、酷いと数時間どころでなく、12時間遅れなんてことも。
②は、物価の高いイスラエルのタクシー代や出国税などを加味すると最終的に①より少しだけ安いくらいだけど、エジプトとヨルダンの間のイスラエルが紅海に面してる幅は1.5kmしかないので、フェリーに比べて早く到着できる。
さて、②の方が断然楽そうなのに、なぜ①を敢えて選ぶか。
それは、後にシリア・レバノンを訪れたい場合、イスラエルに少しでも渡った可能性があると国境で入国拒否されてしまうため、何が何でもイスラエルを避けたい場合に①を選ぶことになります。
以前は、ヨルダン→シリア国境は現在ほど厳しくなく、イスラエルに行っても別の紙に入国スタンプを押してもらえば問題はなかったらしいのですが、最近はかなり厳しくなってるらしく、エジプトのTabaからエジプト出国した形跡があるとその時点でアウトになったりするみたい。
私達は、シリアにどうしても行ってみたかった為、その①のヌウェイバ~アカバでの国境越えをしました。
その時の情報をここにまとめておきます。
フェリー情報
フェリーは、スローボートとスピードボートの二つがあるそうですが、スローボートは60USDであまりスピードボートと値段が変わらないわりに、何故か6時間(遅れるとそれ以上)もかかるらしいです。
ここでは、スピードボートでの移動の場合を紹介。
- 料金: フェリー料金 70USD + 出国税 10USD (又は 50 EGP) = 80USD/人
- 出航時間: 15時(2010年9月時点)
- 就航時間: 1時間半
料金に関しては、一応米ドルで払うよう言われる(地元のエジプト人もちゃんとドルを用意してきている)けど、全額でEGP(Egyptian Pound)で払った人にも出会ったので大丈夫かも?!
私たちは、70USDは米ドル、出国税はEGPで支払い。
因みに、ヌウェイバのATMは探しにくそうだったので、事前に全額用意してヌウェイバ入りした方が良さそう。
アカバに到着後、フェリーターミナルで両替場所があるので、フェリー乗り場からのタクシー代+αもEGPで用意しておき、アカバに到着後に少しJOD(ヨルダンディナール)を持てるようにしておいた方が良い。
出入国手順
基本的には、フェリーのチケット購入→出国手続き→入国手続きの流れ。
- ヌウェイバに到着
- バス停から200m程一直線に歩いて、フェリー乗り場入り口が見えるところまでくる
- フェリー乗り場内ではチケットを買えないので、入り口の担当員にチケットオフィスまでの道を聞く
- チケットオフィスまで150mぐらい歩き、米ドルでチケットを購入
ここでパスポートを渡し、ちょっと待たされる。(でもこれが出国審査となるわけじゃないので注意!) - フェリー乗り場に入場
- 門をくぐって右に行くと建物に入れる
- 建物に入って待合室(?)まで行く途中に出国手続きカウンターがあるので、ここで出国手続きをする
(なぜかここを素通りしてフェリーに乗り込み、係員に止められて出発直前に出国審査カウンターまで戻された観光客もいたので、絶対忘れないように!) - 待合室でフェリー出発時刻を待つ
(ヨルダンは物価が高いので、ここで余分なEGPを使いきりがてら、水などを買いだめするのがお薦め) - 待合室からフェリー乗り場までバスで移動。係りの人にちゃんと自分が乗るフェリー行きのバスかどうか確認したほうが良い
- フェリー乗船
- フェリー上で入国審査窓口へ行く(最初は混む為、列が短くなって行けば大丈夫)
日本人は、ヨルダンのビザが要らないため、船上で入国スタンプを貰って入国審査終了。
アメリカ人や他の国の人は、ビザが必要(アカバ入りだと入国税なし!)で、船上ではパスポートを預け(ここで引換券を貰う)、下船してからビザオフィスに行って引換券と引き換えにパスポートを返してもらう。 - フェリー出発から1時間半後、アカバに到着!お疲れさま!
国境越えの前後の移動
エジプト: Dahab(ダハブ) ~ Nuweiba(ヌウェイバ)
- 手段: バス
- 料金: 11EGP
- 移動時間: 約1時間
ダハブからバスがヌウェイバまで出ている。(一日1~2本?!)
バスの時間は、ホステルのオーナーに聞くのが一番正確で手っ取り早いかも。
私達が国境越えをした2010年9月2日時点では、午前10時半発でした。このバスも30分~1時間以上遅れたりするので、15時のフェリーに乗るなら、10時半のバスに乗ることをお薦めします。
ヌウェイバのバス停は、フェリー乗り場から200mぐらい離れた所にあります。
ヨルダン: Aqaba(アカバ) ~ Wadi Musa(ワディ・ムサ =ペトラ遺跡のふもと町)
- 手段: バス 又は タクシー
- 料金: バス3JD、タクシー20~40JD
- 移動時間: 約2時間
アカバに到着したら、ペトラ遺跡に向かう前にアカバで泊まったり、Wadi Rum(ワディ・ラム)という砂漠の中で一泊するツアーに参加したり、選択肢がいくつかあります。
私たちは、
1. アカバは、ダハブよりも町が大きくて高い(ヨルダンは物価が高い上に、アカバはリゾート地なので更に高い!)ので、あまりゆっくりする理由がなかったのと、
2.ワディ・ラムは、後にナミビアに行って砂漠(砂丘!)を見る予定なので、今回は高いお金をかけてまで行く必要がないだろうと、すっ飛ばす事にしました。
なので、一日でダハブからワディ・ムサを目指す事に。アカバから直接ワディ・ムサ(ぺトラ)に行きたい人は、バス又はタクシーで行けます。
フェリーがアカバに着いたのが、17時半。
私たちは丁度ラマダンの時期だったので、最終バスは早い時間に終わってしまったため、ワディ・ムサへはタクシーで行く選択肢しかありませんでした。
思ったとおり、港の出口から一歩踏み出した瞬間、数人のタクシーの運転手さんに囲まれ、値段交渉開始。ここでヨルダンの物価の高さにびっくり~。
ワディ・ムサまで約2時間の短い距離なのに、色んな人に聞いて平均すると40JD位みたいです。私たちは、丁度ワディ・ムサ近くの村に住む運転手さんでそちらに帰るついでだと言うことで、20JDにしてくれました。
それでも高いと思ったので、もう一人ワディ・ムサに直接行きたがっていた他のバックパッカーをつかまえ、3人で割り勘しました。バスで行く場合は、フェリー乗り場からバス停までタクシーで行く必要があります。相場は、2JDだとか。(数kmしか離れてないのに、高い~~!)







